〔2〕Duel Masters 異聞

Duel Masters 異聞 ―タイムチェンジャー・クロニクルズ―
■アクト2:戦国年代〔前編〕



戦国年代初頭に降り立ったタイムチェンジャーは、サイバーロードによって立案された計画を実行に移した。

作戦の内容はこうだ。
「ボルバルザーク紫電ドラゴンの戦国武闘会への出場を阻止することで、スーパーチャンプの誕生を防ぎ、スーパーチャンプとグレイデスト・シーザーとの激突を未然に防ぐ。」
〔2〕Duel Masters 異聞





この作戦に沿って、まず、水文明の砦に向かい、タイタンクラッシュ・クロウラーを鹵獲(ろかく)。
〔2〕Duel Masters 異聞





バイタルカプセル(※大型クリーチャー等を持ち運ぶために開発された水文明の発明品)に入れて持ち運び、山里で修行中のボルバルザーク紫電ドラゴンを襲わせた。
しかし、 ボ ル バ ル ザ ー ク 紫 電 ド ラ ゴ ン は 1 人 で は な か っ た !



「烈火蒼影(れっかそうえい)!」

「我等、紫電ドラゴンは正義の雷(いかずち)ッ!」

「天下泰平を脅(おびや)かす者には容赦せんッ!」
〔2〕Duel Masters 異聞





〔2〕Duel Masters 異聞





凄まじい速さで抜刀した2人はクロウラーの波状攻撃を見事な剣技で受け止めながら同時に一撃を放った。
気絶して、崩れ落ちるタイタンクラッシュ・クロウラー…その真下にはコントローラーを使ってクロウラーを操作するタイムチェンジャーがいた。
このままではクロウラーの下敷きになってしまう。
絶体絶命かと思われたその時、蒼神龍ボルバルザークがタイムチェンジャーを救出した。
しかし、その際の負傷によって、蒼神龍は武闘会への参加を断念。
代わりに、精神的に未熟という理由で、師匠から武闘会参加を止められていたボルバルザーク紫電が出場することになってしまう。

…その後、ボルバルザーク紫電ドラゴンは第1回大会で優勝し、以後、強豪として名を馳せるのだが、それは別のお話し。


〔2〕Duel Masters 異聞





…歴史を変えられなかったことと、蒼神龍やクロウラーに怪我を負わせてしまったことに肩を落としつつも「世界を破滅から救う。」という使命を胸に、タイムチェンジャーは戦国年代末期に時計の針を合わせてタイムスリップを開始した。

破 滅 の 未 来 を 変 え る た め に !!!

to be continued…



2010年06月01日 Posted byH∧L at 23:52 │Comments(0)

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